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  • ご家庭でできる 耳・鼻・のどの救急処置
不思議と病院がやってない時(夜や休日)に症状が急に出てしまうことが多いですね。
そんな時のために、家で出来る救急処置方法をご紹介します。

 

  • まず、皆さんがよくしてしまう、耳の穴の中に綿棒や細くコヨリを作ったティッシュを入れることはしないでください。
    傷を付けてしまい外耳炎の原因になります。

  • 聞こえが「ボワーン」として変な時は、水の入った耳を下にして片足ケンケン(皆さんが普通にやることです。)。
    それで「ボワーン」が取れたら後は外側をふくだけ。
  • 耳が「ボワーン」としてなければ、耳の中が少し濡れただけです。これは放置しましょう。
  • ケンケンしても治らない時、どうしても濡れているのが気になる時は、やけどに気を付けてドライヤーを遠くからかけて徐々に乾燥させましょう。
    耳に近づけすぎて強い風を鼓膜に当てないように注意して下さい。
  • 耳の穴の皮膚も鼓膜も他の皮膚とほとんど一緒です。
    ただ他の皮膚よりかなり薄く、傷付きやすいのです。
    綿棒は耳の皮膚には硬すぎます。
    触らないで。

    耳に水が入っても体温で自然乾燥しますので大丈夫です。
    髪の毛が濡れたまま寝てしまっても頭の皮膚が炎症を起こしたりしませんよね。
    結構汚い水でも皮膚に傷がなければ大丈夫。

    但し皮膚に傷がある時は別です。
    耳に水が入って悪くなる方は実際に多いです。
    しかしそれは、水を取ろうとして綿棒やティッシュで傷つけてしまって、
    そこからバイ菌が入るからなのです。
  • 耳垢は水をはじくの成分が入っており、防水効果があります。
    耳の掃除をしすぎる人は水が入りやすいので注意。
    特にスイミングをする人は、お掃除しないで耳垢をいっぱいためて下さいね。